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367話

蘇家は深山の中に位置していた。

内には山と水に恵まれ、息を呑むほど美しい景色があり、外には白い霧が立ち込めて守りを提供していた。

今、険しい山道の上で、三人の若者が歩いていた。先頭の青年が厳しい表情をしている以外は、後ろの男女はかなりリラックスした様子だった。

先頭の青年は蘇文杉、後ろの二人は男が蘇文景、女が蘇文曼という名だった。

「二哥、さっきすごかったね！薬草採りの時に普段めったに見られない毒蛇の臻邱に出会ったのに。あんなの恐ろしいものよ。私たちどころか、半仙でさえ出会ったら慎重にならなきゃいけないのに」蘇文曼は目を輝かせながら、さっき蘇文景が毒蛇臻邱を相手にした様子を思い出し、思わず拳を...