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332話

正午頃、張浩然は蛟竜の足一本を箱に梱包させ、天武閣の門前に運ばせた。

方心月が言った。「張浩然、青龍会からここに派遣された者は私一人だけになったわ。水霊地に行ったら、私をしっかり守ってよね」

張浩然は方心月をちらりと見た。「邪魔さえしなければいいさ」

方心月は首を振り子のように左右に振った。

「約束するわ。水霊地の中の物は何も持ち出さないし、必要としてないもの。私がここに来たのは、あなたがどんな人なのか、性格はどうなのか、人柄はどうなのかを見るためで、それから水霊地に入ったら、あなたが必要な時に守るためよ」

張浩然は冗談めかして言った。「もう全部分かったんじゃないか?」

「うんうん...