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7話

家政婦がベータに抱かれてから二年目に亡くなった時、ベータはあまり泣いた様子もなく、忙しく葬儀を済ませると静かに学校へ戻っていった。

叔母さんが亡くなり、ベータにはもう急いでお金を稼ぐ理由もなくなった。ちょうど大学を卒業したタイミングだったので、そのまま大学院に進学することにした。

祝珩はベータが身内を失ったことを思いやり、その夜わざわざ自分がベータのために用意した別荘に戻って一晩慰めようとした。しかしベータは何も言わず、またセックスをしに来たのだと思ったのか、黙ったまま服を脱ぎ始めた。

祝珩は頭に血が上るほど腹を立て、ドアを乱暴に閉めて出ていき、それから数週間はベータのところへ足を運ばな...