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990話

「こんなことで俺に頭を下げさせようってか!二百ポイントなんて、簡単に稼げる額じゃないんだぞ」

その七星戦王は侮蔑的な口調で言い放った。同時に、彼のエネルギーブレスレットを手のひらで軽く撫でると、瞬時に青龍偃月刀が彼の手の中に現れた。

その青龍偃月刀はおよそ百斤もの重さがあったが、この七星戦王の手の中では少しも重そうには見えず、まるで舞台で使う小道具のようだった。しかし誰もが知っていた、この青龍偃月刀は精鉄で鍛造され、さらにこの七星戦王の神器でもあること。品質で言えば、ほぼ上級神器と呼べるものだった。

「ふふ、神器まで使うとはね?神器を持っていたところで何になる?まさか、お前に私が倒せると...