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930話

「ふふ、六爷、ご心配なく!私は学生の物をタダで貰うつもりはありませんよ!」

洪天笑の言葉を聞いて、丹阳子はすぐに懐からひとつの玉瓶を取り出し、言った。

「これは私が精製した十粒の極品復元丹です。この赤焔魔龍の幼崽の亡骸と交換する報酬として、さらに五千個の上品エネルギーストーンを追加します」

丹阳子のこの太っ腹な申し出に、洪天笑も何も言えなくなった。結局のところ、丹阳子が精製した極品復元丹は一粒だけでも内院で二千個の上品エネルギーストーンで売れるのだから。

「薬皇の長老、そんなに気を遣わなくても」

龍飛は口ではそう言ったが、心の中では喜びを隠せなかった。極...