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848話

贺青雲は龍飛を自分のチームに加えようと考えていたのは、龍飛が獣練場の第五関の試験に合格したからこそ、例外として彼を受け入れるつもりだった。

しかし今、龍飛が彼に条件を提示してきたことで、贺青雲は龍飞が少し傲慢になっているのではないかと感じた。まるで自分がたった一星戦将の身分であることを忘れているかのようだった。

だが、自分の度量の広さを示すためと、贺青雲自身が錬薬師であるため、心の持ち方は大多数の人よりもずっと冷静だった。

「雲兄さん、僕の条件というのは、花兄さんも僕たちのチームに入れてもらえないかということです」

龍飛はさらりと言った。結局のところ、彼は花麻子に一緒に申し込むと約束していた...