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847話

「花兄貴、今の俺はまだ一星戦将だけど、相手は俺の申し込みを許してくれるかな?」

龍飛は心配そうに言った。結局彼は内院に来たばかりで、まだ資格試験を受けていなかったため、彼の身分はただの一星戦将に過ぎなかった。

たとえ龍飛が六星戦王に劣らない実力を持っていたとしても、資格試験に参加するには、彼は申込費用さえ払えないのだ。

「大丈夫だよ、身分は確かに重要だけど、実力こそが本質だ。飛兄貴の実力なら、賀青雲も君の参加を断らないはずだ。それに、彼のチームに入れるかどうか、試してみるだけなら損はないさ」

花麻子は手を振り、すぐに賀青雲の方へ歩み寄った。

「雲兄貴、あなたのチームに参加申請してもいいですか?...