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841話

「学院の任務を受けるの?どんな任務があるんだ?完了したらどれくらいの報酬がもらえるんだ?」

花麻子の話を聞いて、龍飛はすぐに興味を示し、急いで尋ねた。

「学院の任務はいつも重要なものばかりだから、報酬もそれなりに豊かなんだ。でも、一定の実力がなければ任務を受けることすらできないよ。例えばエネルギーストーンの輸送なんかは、少なくとも五星戦王以上じゃないと無理だな」

花麻子が注意深く言うと、その言葉は龍飛の神経を刺激した。

「なに?エネルギーストーンの輸送?」

龍飛の心がわずかに震えた。内院に来たのはまさにエネルギーストーンの情報を調査するためだったのだ。花麻子の言葉に、彼は思わず興奮を覚えた...