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806話

「もちろん、赤峰宇は私の師弟だ。安心してくれ！全力で彼を助けるつもりだ！」

楚風はうなずいたが、心の中では思っていた。赤峰宇は自分の師弟とはいえ、本当に過ちを犯したのなら、自分にも力になれることはないだろう。

「ありがとう、楚風兄さん。私たちは地院に戻るよ」

龍飛はそう言うと王流通たち三人を連れて地院へと急いだ。この時すでに赤峰宇のことで、皆が半日も忙しく立ち回っていた。

赤峰宇がまだ地院執法堂に軟禁されていることを思うと、龍飛たちは彼のことが心配で食事をする気分にもなれなかった。

それでも四人は食堂へ向かい、赤峰宇のために豪華な昼食を注文し、地院執法堂へ届けようとしていた。

龍飛たちが食堂を...