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804話

「そうです、最高の丹薬鑑定師なら、彼が鑑定した結論に異議を唱える者はいないでしょう!」

曹店主は頷きながら、この件は丹薬が原因で起きたことだから、戦神学院で彼以上に発言権を持つ者はいないだろうと考えた。

「曹店主、あなたが言うその丹薬鑑定師とは誰なんですか?」

龍飛は好奇心を抱いて尋ねた。彼から見れば、獣王殿の黒木托は戦神学院の導師さえ眼中に入れていないのに、一人の丹薬鑑定師の言葉を信じるものだろうか。

「修塵という者だ。私の商店の首席丹薬鑑定師であり、今回の内院で開催される錬丹大会の最終審査員でもある!」

曹店主は率直に答えた。彼の口から出た修塵という名の丹薬鑑定師こそ、戦神学院で...