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790話

数十メートル先の古木を倒せなかったドラゴンフライは、すぐにベッドに戻り、引き続き研究を始めた。

「気化境の最大の威力を完全に発揮するには、まずこの真気を自在に操れなければならない。そうでなければ、敵に当たる前に真気が勝手に崩壊してしまう!」

ドラゴンフライは心の中で考えていた。突然、彼の脳裏にさまざまな神兵利器が浮かび上がった。それらは、彼が持つもう一つの舎利骨牌に刻まれた奇妙な図案だった。

「体内の真気をこのような神兵利器の形に凝縮できれば、真気の攻撃範囲を広げられるかもしれない!」

ドラゴンフライはそう推測し、すぐに神兵利器が記された舎利骨牌を懐から取り出した。

骨牌に描かれた様...