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788話

戦神学院は武を尊ぶ場所であり、強者である龍飛は当然、青龍堂の隊員たちから尊敬を集めることになった。

彼らを直接打ち負かしたことで、龍飛は青龍堂隊員たちの心の中で憧れの存在となった。もはや彼らが龍飛に面倒をかけるはずもない!

「黄清遠、そこに立て!」

青龍堂の隊員たちが立ち去ろうとしたその時、龍飛はすぐに黄清遠を呼び止めた。

「へへへ、飛兄貴、まだ何かご用ですか?」

龍飛に名指しされた黄清遠は、背中に冷たいものが走るのを感じた。まさか龍飛はまだ自分に難癖をつけるつもりなのか?自分はもう重傷を負わされているというのに。

「別に大したことじゃない。ただエネルギーストーンを出せ。お前はわたしの...