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770話

戦神学院にやって来た青龙堂の隊員たちは、皆一様にエネルギー石を目当てにしていた。十分なエネルギー石を手に入れれば、自分の実力がさらに向上することを彼らは知っていたからだ。

龍飛が提示した条件は、ほぼ地院から彼らへの報酬に匹敵するものだった。これほど好条件な待遇に、心が動かないはずがあるだろうか。

「龍飛、五十個の中品エネルギー石で俺たちを買収できると思ってるのか?夢見るのはやめろ。さっさと失せろ、俺たちはまだ訓練があるんだ!」

龍飛が自分の隊員たちをエネルギー石で買収しようとしているのを見て、黄清遠はすぐさま前に出て、軽蔑の表情を浮かべて言った。

「ふふ、黄清遠くん、私はただ皆さんの意...