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765話

「曹さん、言ってください!私が受け入れられることなら、何でも喜んで!」

赤峰宇は玲瓏玉鼎を借りることに切実だったため、考えるまでもなく即座に承諾した。

「ふふ、安心しなさい!私は君を損させたりしないよ。こうしよう、今後君が調合する丹薬は私にだけ売ること。価格は絶対に公正にするから。これが私の唯一の条件だ!」

曹さんの言葉を聞いた瞬間、赤峰宇はすぐに理解した。曹さんの意図は、自分を彼の店専属の調合師にすることだったのだ。

「曹さん、つまり峰宇の調合する丹薬の専売権を手に入れたいということですか。それは少し厳しいのではないでしょうか?単に玲瓏玉鼎を借りるだけで、そこまでの代価は必要ないと思い...