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762話

「ふふ、大丈夫よ。第二関門のテストに合格しただけでも十分立派だわ。第三関門を突破するには、あなたもう数ヶ月の修行が必要でしょうね」

曲不悔はさらりと笑いながら、ノートパソコンを取り出して龍飛の名前を入力した。

龍飛の名前が曲不悔の目の前に表示されると、彼のテスト結果は第三関門突破となっていた。曲不悔は思わず口をぽかんと開け、あごが床に落ちそうになるほど驚いた。

「なっ...なんですって?あなた...第三関門のテストに合格したの?」

曲不悔は信じられない様子で画面を見つめ、手で何度か画面を揺すってみた。一瞬、自分のパソコンが壊れているのではないかとさえ疑った。

「曲先生、第三関門のテス...