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720話

丁院長の神器の威力を目の当たりにして、龍飛は非常に驚いた。まさか冷兵器がこれほどまでの威力を持ちうるとは、彼は想像したこともなかったのだ。

しかし、烈火麒麟のような神器を手に入れるなど容易なことではない。上品エネルギーストーン千個以上がなければ、手に入れることなど夢のまた夢だろう。

一つの凝神丹の価値は中品エネルギーストーン一万個ほど。つまり、この烈火麒麟は少なくとも凝神丹十個分の価値があるということだ。

だがこれはあくまで価値の比喩に過ぎない。烈火麒麟のような真の神器は、出会えても求めることはできない代物だ。たとえ十分なエネルギーストーンを持っていても、購入できるとは限らないのだ。

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