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7話

【戦龍】、超級兵王のみで構成された唯一無二の部隊。

この部隊は国防兵団最高の戦闘力を誇り、ここに加わる戦士たちは皆、輝かしい功績を持つ超級兵王たちだった。

部隊の特殊性ゆえ、戦龍隊に加入する戦士は最低でも少校、つまり団長職の階級が与えられる。

戦龍隊の隊長として、龍飛は中華史上最年少の少将となり、さらに国防兵団の数々の記録を塗り替え、名実ともに究極の兵王と呼ばれていた。

だがそれらの栄誉も今は過去のもの。国防兵団の最高首長に逆らったことで、彼は少将から一般の士官へと降格され、豚の世話をする後方兵となってしまった。

「このガキ、ついて来い!」

昼食を終えると、龍傲天は杖を突きながら立ち上がり...