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608話

「羅彪は現在第九位、次は李青の挑戦試合だ!」

しかし試合はまだ終わっておらず、史長老はすぐに宣言した。

「私は第八位の東方白に挑戦します!」

疲労困憊の李青は昇格のチャンスを諦めず、果断に自分の選択を告げた。

羅彪には敗れたものの、李青は自分の実力が第八位の東方白と大差ないと考えていた。まだチャンスはあるはずだ。

「なんだって?あいつはまだ東方白に挑戦する気か?龍虎ランキング第十位になったばかりじゃないか」

「そうだよ、李青は余計な事をしているだけだ。それに既に一試合終えたばかりだろう。東方白と渡り合う体力が残っているとでも?」

下の傭兵たちは皆理解に苦しんでいた。既に龍虎ランキングのトップ1...