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396話

「東兄、ありがとう!これからも心を込めてあなたのために拳を振るいます」

龍飛は小切手を受け取りながら、感謝の意を装って言った。リングの上でわずか三分間で二百万元を稼いだことは、以前の龍飛では想像もできなかったことだった。

かつて国防部隊にいた頃、龍飛は戦友たちと海外に任務に赴き、国際テロリストと対峙していた。銃弾が飛び交う中、九死に一生を得るような状況だった。

しかし任務を完遂して部隊に戻るたびに得られる報奨金はせいぜい数万元。今のように、ちょっとした試合で数十万、あるいは百万以上を稼ぐのとは雲泥の差だった。

「じゃあ、俺と素雲は先に帰るよ。雪瑤たちをよろしく頼む!」

雷東は信頼の眼差しで頷...