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378話

佛光寺を離れた龍飛は、陸雪瑶と林依純に従い、山道を通って断情崖の方向へと歩き始めた。

断情崖は盤龍山の中でも比較的辺鄙ながらも神秘的な場所だった。断情崖へ続く道は非常に危険で、少しでも不注意があれば崖から落ちる恐れがあった。

そのような理由から、静海市の人々は断情崖についてあまり詳しくなく、盤龍山にそのような場所があることすら知らない人も多かった。

「雪瑶、本当に断情崖への行き方知ってるの?前に行ったことあるの?」

三人が崖沿いの乱れた岩や雑草の間を探り歩いていく。目の前の山の景色は魅力的だったが、龍飛はやはり我慢できずに尋ねた。

「ないわ、人から聞いただけなの!断情崖は盤龍山で最高...