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369話

「ふざけるな!うぬぼれ屋!自分が女性にモテるとでも思ってるの?女なら誰でもあなたと一緒になりたいって」

林依純は軽蔑した口調で言った。心の中で、龍飛はなんでも優れているけど、自惚れが強すぎると思っていた。

「へへ、モテるだけじゃないさ。俺は人が見れば惚れ、花が見れば咲き、車だって見たらタイヤがパンクするほどの男だ。男女老若問わず、おしの人だって俺を見たら叫び出すんだぜ」

龍飛の言葉を聞いて、陸雪瑶と林依純はその場で老血を吐きそうになった。自己陶酔が過ぎる。

「龍飛!ここにいたのね!いつ来たの?」

ちょうどその時、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

振り向くと、柳素雲が微笑みながら...