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365話

顔をわざと横に向け、龍飛はこの親子と顔を合わせたくなかった。結局、これは非常に気まずいことだと思っていたからだ。

「龍飛、お前ここで何をしている?」

龍飛が杜強親子の視線を避けようとしていたにもかかわらず、杜強はすぐに彼を認識していた。

「杜おじさん、こんにちは。舎利塔には宝物がたくさんあると聞いて、運試しに来たんです」

龍飛は笑いながら言った。できるだけリラックスしようと努めながら。杜強とは確かに揉め事があったが、どう言っても彼は自分の父の最も親しい友人だったのだから。

「お前に何の運があるというんだ?ふん、さっさと帰った方がいい。舎利塔はお前のような者が来る場所ではないんだ!」

しか...