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335話

「908号室？その部屋は確か男性が予約したんじゃなかった？もしかしてこの子、ガラスの扉？（同性愛者？）」

フロントの女性スタッフは隣の同僚を見て、少し困惑した表情で尋ねた。こんなにハンサムな男性がゲイだなんて、それはあまりにも勿体ない。

「何言ってるの、908号室は女性よ！ただ男みたいな見た目の女性なだけ」

隣の同僚が注意を促すように言うと、フロントスタッフは急いで908号室の宿泊者情報を確認した。確かに羅娟という女性の名前があった。

「さっき上がっていった青年、すごくカッコよかったわね。まさか彼と会う女性がボーイッシュな人だなんて」

「本当ね、最近はいろんな趣味の人がいるけど、こんな過激...