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326話

「坤兄、戦龍隊って本当にそんなに凄いの?M国の海豹特殊部隊でさえ敵じゃないって?」

楚彦坤の話を聞いて、肥満体の徐波がすぐに前に詰め寄り、顔一面に崇拝の表情を浮かべて尋ねた。

「そうだ、戦龍隊は我が国防兵団で最強の軍隊だ。最も普通の隊員でさえ超級兵王の存在だ。俺が海豹特殊部隊に入る機会を諦めたのも、戦龍隊に入るためだったんだ」

楚彦坤は得意げに言った。戦龍隊はまるで伝説の軍隊のようなもので、こうした一般の学生が知るはずもない。

楚彦坤の話を聞いて、周囲の教師や学生たちは皆、彼に崇拝のまなざしを向けた。さすが楚彦坤は出世頭だ。こんな凄い軍隊に加われるなんて。

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