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314話

「えっ?その美人の女性警官がお前を彼氏にしたいって?なのになぜ断るんだよ!めちゃくちゃ美人じゃないか!」

「そうだよ、こんな美人をお前が断るなんて、彼女がいても二股かければいいじゃないか。まさかお前の彼女がその警官より美人なのか?」

警備員たちの目には羨望の色が満ちていた。龍飛はなんてすごいんだ、こんな美人の女性警官さえも眼中にないなんて、と思っていた。

「確かに美人だけど、ちょっと横暴すぎるんだよ。こんな女性を受け入れられる男がどれだけいるかな?考えてみてくれよ。俺のこと好きで付き合いたいならまだいいけど、パトカーで学校まで来て俺を公安局まで連行するなんて、あまりにも強引じゃないか?」...