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162話

「このクソジジイ、よくも俺を騙しやがったな。俺が誰だか分かってんのか？」

龍飛と柳素雲たちが楽しく酒を飲んでいる最中、兄弟大排档から騒々しい声が聞こえてきた。

「花姐、何かあったの？」

突然の言い争いに皆の注目が集まり、龍飛はすぐに視線を兄弟大排档の方へ向けた。

そこには、背の高いスキンヘッドの男が、腕をむき出しにし、背中には下山虎の刺青を入れた男が、老刑に対して威圧的な態度で立ちはだかっていた。

「兄弟、すまない！本当に騙すつもりはなかったんだ。さっきの赤い鯉は本当に売るつもりはなかったんだ。こうしよう、今夜のお会計は全部無料にするから！」

老...