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149話

「九叔!こんばんは!まさか今夜、東子の店に顔を出すとは思いませんでした。お会いできて光栄です」

その時、白いスーツを着た中年男性が四、五人のボディガードを従えて九叔の前に現れ、丁寧に声をかけた。

「あの人は誰だ?かなり横柄そうだけど」

龍飛は興味深げに尋ねた。その男は商売人らしい格好をしているものの、まとう雰囲気には傲慢さが漂い、完全に悪役のオーラを放っていた。

「あれが話してた南城区のチキン兄貴、李龍基よ。これからリングに上がる選手のバンラサンは彼の拳士なの」

柳素雲が説明すると、龍飛は軽く頷いた。こんなビジネスマンたちまでが、地下賭博に関わっているのかと思った。

「花姉さん!試...