魅惑の声 ～ラジオパーソナリティの秘密～

89話

私がそう言った途端、張静ちゃんの頬はまるで火照ったように真っ赤になり、全身が恥ずかしさに包まれているようだった。

「あ、あれは前のことだし……わ、私……」張静ちゃんはすでに言葉に詰まっていた。

私は軽く微笑んで言った。「じゃあ、もう要らないってこと？要らないなら、別にいいけど」

「誰が要らないって言ったの！欲しいもん！」張静ちゃんはすぐさま抗議の声を上げた。

彼女の抗議する姿を見て、私は微笑みながら手を伸ばし、張静ちゃんの頬に触れた。そして、唇を近づけ、彼女の唇にキスをした。

このキスに、張静ちゃんはすぐに応え、両手で私をぎゅっと抱きしめ、全身で感じているようだった。

張静ちゃんの...