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253話

この通路はかなり広く、徐々に気づいたのは、これは単なる通気口や何かの通路ではなく、緊急用の予備通路、つまり本物の隠し通路だということだった。

通路は曲がりくねっていて、まるで羊の腸のように折れ曲がっていた。歩くときは注意しないと、不用意に壁にぶつかってしまうほどだ。

この隠し通路の中を、私たちはずっと長い時間歩き続けた。おそらく十分ほど経った頃、ようやく出口を見つけることができた。

私たちは急いで出口に向かい、その先にあったのは、なんと私たちが探していた弾薬庫だった。

中には膨大な量の弾薬があり、極限と言えるほど大量だった。正直に言って、これは私がこれまで見た中で最も多い弾薬だ。前回、...