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989話

その時、妻の体は少しずつ、この男の腹が自分の柔らかな部分にさらに近づいていることに気づき始めていた。

妻は小さく喘ぎながら、頭皮がしびれるほどの興奮の中で、諦めと期待が入り混じった感覚に包まれていた。この厚かましい男は、彼女の魅力的な尻を掴みながら、さらに奥へ、妻の秘所の最深部へと進もうとしていた。

だが、この男のリズミカルな動きはまるでバイオリンを奏でるかのようで、決して焦った様子はなく、小さな動きで正確に前進していく。妻の奥へ出入りするたびに、いつもよりもゆっくりと、さらに深くへと侵入していった。

「あぁ、もう子宮口に当たってる...これ以上は入らないはず」妻は自分がもう、もう、死に...