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975話

「爆発するような快感が妻の体を支配し、もはや制御不能になっていく。今でも妻は必死に抵抗しようとしているが、それはもはや習慣的な、本能的な動きになっていた。

だが、あの恥知らずな男に弄ばれた体は、妻の想像を超えていた。全身が火に包まれたように熱く、あの男に深く貫かれたいという欲望がますます強くなっていく。

妻の苦しげな表情は歪んでほとんど狂気じみていた。魅惑的な体を縮こませ、柔らかな長い髪で顔を隠そうとする。

このような恥ずかしく、どうしようもない状況に、妻はどう逃げればいいのかわからなかった。

「んっ...あぁ...おぉ...」

まるで限界に達したかのような喘ぎ声を漏らす妻。足を開いた...