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974話

熱を帯びた締まった奥の部分は、この時すでに濡れそぼっていて、抑えきれずに次々と愛液が溢れ出ていた。

興奮は痺れるような電流のような感覚となり、つま先だけで全身の重みを支えている妻はもう立っていられない状態だった。

妻はその時、絶望的な気持ちになっていた。自分の体型のバランスについて、妻はまったく卑下していなかった。むしろ多くの女性の羨望の眼差しや、男性の欲望に満ちた視線を浴びると、誇らしく思うほどだった。

しかし今、その魅力的な美しさゆえに見知らぬ男の玩具にされてしまっている。

相手は知らない厚かましい痴漢で、しかもこんなにも人を苦しめる。

妻の豊かな胸が揉みしだかれる時、普段とは違って少し重...