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950話

「私の妻の下半身が、見知らぬ男の指によって好き勝手に弄ばれている。妻自身も否定できないほど、その男の熟練した巧みな愛撫のもと、妻の身体は少しずつ沈み込み、この経験豊富な男に降伏し始めていた。

しかし、妻の心の中では非常に悔しさが渦巻いていた。

私と妻の間には十分に深い絆があり、最近の夫婦交換という経験を経て、かつての単調で抑圧された生活は消え、私たちの生活は色鮮やかになり始めていた。

おそらく妻の心の中では、私に対して申し訳ないと思っていることといえば、会社の副社長である林志山とのあの一件だけだろう。それを私に隠していた理由には、妻なりの辛さと苦しさがあった。

だから妻は、私との深い絆は...