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866話

「林総が今夜楽しめるなら、どう遊ぼうと構いませんよ。それに、林総のようなレベルの方が、遊びたいと目をつけた女性なら、きっと相応の器量の持ち主でしょう」

部屋での会話はまだ続いていた。顔を赤らめた林志山も、言葉に少し酔いの回った小王も、二人とも酒を飲んでいるようで、声が抑えられず、スマホの画面を通してはっきりと聞こえていた。

私と妻は、二人とも好奇心が高まっていくのを感じていた。最初、妻はスマホの画面を見るのを遠慮していたが、私が静かに画面を見ながら、彼女の方にも少し向けていくうちに、妻が私のスマホ画面を見る回数が増え、時間も長くなっていった。

「気持ち悪い。この林志山は本当に気持ち悪い変...