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841話

その時、林志山はまた大きなグラスの赤ワインを注ぎ、私の妻を見つめていた。

目の前の光景を私は悲しげに見つめていた。林志山に頭を掴まれなくなった妻は、もはや息も絶え絶えになるほど林志山のものを咥える必要もなく、女性の穴のようにあの物を性感な小さな口で出入りさせる必要もなくなった。

しかし、目の前で惨めな姿の妻は、依然として強い欲望に満ちた仕草を見せていた。林志山への奉仕を止めた後も、腕は自分の足の間に伸ばしたままだった。

妻の美しい手のひらが絶え間なく動き、それに伴って腕も止まらずに揺れていた。うっとりとした美しい瞳で林志山のあの気持ち悪いものをじっと見つめながら。

妻はまるで夢中になっ...