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830話

妻の細い腰と丸みを帯びた上向きのヒップは、Tバックを履いているよりも、そのままの姿の方が完璧なプロポーションと色気を際立たせていた。しかし、数秒間見つめた後、私は勇気を振り絞ってバスルームを後にした。

妻はそういった下着類を身につけなかった。おそらく彼女にとって、今夜は何かが起こることが既に決まっていたからだろう。結局のところ、二人とも大人なのだ。妻は自分を欺くようなタイプではなく、ストッキングやTバックで隠すべき部分を隠そうとはしなかった。

恐らく妻の心の中では、そういった色気のある下着を身につけることは、自分の羞恥心をさらに刺激することになると思っていたのだろう。

妻はシャワーを浴び...