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7話

黎安は言いたかった。もちろん義兄にだけ敏感になるのだと。以前の彼氏がどんな前戯をしても、何も感じなかったのに。

でも彼女は知っていた。義兄のような遊び人は絶対に信じないだろうと。だから彼に知られたくなかった。さもなければ、経験不足だと嘲笑われるに違いない。彼に負けるわけにはいかなかった。

「義兄さん、姉さんの方が私より濡れるの?」彼女は顔を上げ、わざと無邪気な表情で彼を見上げた。

彼は軽く笑い、手で彼女の頬を撫でた。「知りたいか?残念だが、お前の姉さんは今夜帰ってこないよ」そう言うと、彼の手は後ろへ移動し、暗示的に彼女の丸い尻を掴み、ゆっくりと上へと移動させた。彼は彼女の下着の釦を外した。「で...