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471話

妻の魅力的な瞳が細められ、その表情には欲望に満ちた誘惑が溢れていた。彼女は突然私の手を押さえ、悪戯を続ける指を止めさせると、唇を尖らせて恥ずかしそうに言った。

「正直ね、こういう話するの、すごく恥ずかしいの。

あの感覚って、言葉で表現しづらいくらい刺激的で興奮するものだったわ。声を出さなかったのは、スミスにキスで口を塞がれていたからよ。あの人、キスが大好きで、それも、その…舌を絡めるような深いキスが好きなの。恥ずかしいけど、すごく素敵な感覚だった。

ねえ、あなたってずっと前からこんな情熱的なキスしてくれてないわよね。まさか優しくてロマンチックな外国人の男性に、そんな味わいを教えられるなんて。...