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360話

葉玲は必死に私にキスをしながら言った。「小龍お兄さん、今日の出来事を経て、私、あなたのことが好きになっちゃった。知ってる?実はホテルに入った時から、あなたのことを気にしてたの」

「知ってる?あなたって私の好みのタイプなの。成熟していて、落ち着いていて、セクシーで、男らしさに溢れてる。その雰囲気、私にとっては致命的なの。でも奥さんと義理の妹さんがいるから」

「だから考えることもできなかった。でも電話で料理を注文した時、義理の妹さんとあんなことしてるのを見て、希望が見えたの。こんな形でもあなたと一緒になれるなら、それだけで満足だって思った。でも、どう言い出せばいいか分からなくて」

「だって女...