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261話

「もう、嫌だよ〜、龍お兄ちゃんったら意地悪なんだから。いつもいつも人をからかって、状況も教えてくれないで、私をハラハラドキドキさせて」小枝は興奮した様子で頷きながら、その真っ白な歯で私の体を軽く噛んだ。

「大丈夫よ、龍お兄ちゃんは心配しなくていいの。私、以前に彼氏が二人いたけど、もうずっと前に別れちゃったの。この一年以上はずっと独身で、男の人に触れられたことすらないのよ。だからこそ、龍お兄ちゃんの素敵なモノに引き寄せられちゃったんだから」

「龍お兄ちゃんは知らないでしょうけど、さっきはもう死にそうなくらい焦ったんだから。これからは私の秘密の場所は龍お兄ちゃんのミルクだけを受け入れて、龍お兄...