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24話

二人は一緒にプールに落ちてしまい、デイビッド・ヤンは混乱に乗じて手を李安の水着の下に滑り込ませた。

水に入ったばかりの李安はまだ状況を把握できていなかったが、すぐに異物の感触に気づいた。それは指の先端だった……

「うぅあ……やめて、入れないで……」

まだ理性が残っている李安は頭を後ろに反らせた。薬を盛られた彼女は実は強く求めていた。しかし見知らぬ人に抱かれるべきではないと思い、むしろ義兄であってほしいと、この瞬間、目の前の男性が義兄であることを特に願った。

「安ちゃん、もう濡れてるよ」デイビッド・ヤンの声が彼女の耳元で優しく響いた。「お姉さんも容赦ないね、よくもあなたに薬を盛れたものだ。私にイ...