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225話

「今はもう時間も遅くなっているわ。午後になっているのだから、急げばまだゆっくり楽しめるはずよ」彼女たち三人は揃って頷き、部屋に戻って荷物を取った後、女性用の更衣室へと向かった。

男女混浴とはいえ、着替える場所が一緒なわけがない。たとえ私がそう望んだとしても、女性用更衣室には他の女性たちも着替えているのだから、入れるはずもない。

ふと思った。もし人生で一度でも女性用更衣室に入れるなら…ふふ、これはきっとすべての男の一生の夢だろう。ここは某島国ではないのだから、男女混浴の場所があるだけでもかなり恵まれているというものだ。

男女一緒に着替えるなんて?夢のまた夢だ。

私も来る前に用意しておいた...