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21話

「どう断ろうかな」と考えていた矢先、電気が突然「パチン」という音を立てて、周囲が真っ暗になった!

「やばい、また停電か」黎麗翔はため息をついて言った。「家にろうそくがなかったはず」

「大丈夫、すぐに復旧するよ」暗闇の中、義兄の声は落ち着いていて力強かった。

手を伸ばしても指が見えないほどの暗闇の中、彼は義理の妹の背後に歩み寄り、大きな手を彼女のゆったりとした寝間着の襟元から差し入れ、慣れた様子で柔らかな胸の一つを掴み、手のひらで揉みしだき始めた。

黎安は心の準備もないまま暗闇で義兄に胸を掴まれ強く揉まれ始め、驚いて「あっ」と声を上げてしまった。

黎麗翔はすぐに「どうしたの?」と尋ねた。妹が幼い...