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206話

彼女は嫌がるどころか、むしろその艶めかしい小さな唇を開き、私たちの密接な交流の結晶を受け入れようとしているようだった。

私の下で思思がこんなにも大胆な姿を見せる様子に、私は格別の喜びと興奮を覚えた。思わず動きを速め、時には指先で思思の秘められた場所の蜜を掬った。

思思はそれを見て、頬を染めながら私を見つめる。私は指先の蜜を彼女の唇元へと運び、「ほら、食べてごらん。美味しいよ」と囁いた。思思は時折自分から積極的に大胆で色っぽい行動をすることもあるが、私が主導権を握ると、どこか内気で恥ずかしがり屋になる。まるで私の妻のように。

私の妻は普段は恥ずかしがり屋だが、一度情熱的になると驚くほど積極...