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194話

「いやいや、仮に君が本当にブスでも、そのスタイルだけでも気にならないよ。それに君はそんなに綺麗なんだから、美人に決まってるじゃないか」「単純に君の素顔が気になっただけさ。もし面具を外したくないなら、それ以上は言わないけど、ただ不思議でね。初対面の僕たちなのに、なぜ君はいきなりこんなことを始めたのか」

私は彼女の髪を優しく撫で、同時に絹のように滑らかな肌の上を指先で愛おしむように這わせていく。

彼女の黒いキャミソールの下にある起伏を丁寧に愛撫しながら、まるで子供が大好きなおもちゃで遊ぶような夢中さだった。

その女性は微笑んで言った。「あなたって男は好奇心が強いのね。こんな美人があなたの目の...