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168話

妻は私の腰をそっとつねりながら、小声で警告した。「あなた、ここ人前よ、気をつけてよ」けれど、彼女は私の行為を拒むわけでもなく、顔には少し興奮と好奇心が浮かんでいた。私にはわかっていた。実は妻は人前だとまだ少し遠慮があって、義妹とはこの点で差があるのだ。

まさに妻のこの奥ゆかしさと恥じらいが残っているからこそ、調教する面白さがあるというものだ。すぐにフロントの女の子がルームキーを私たちに渡し、「こちらお部屋のキーです。どうぞお気をつけて。ごゆっくりお楽しみください」と言った。私はにこやかに頷き、少し冗談めかして「君も一緒に来てお酒でも飲みながら話でもすれば、もっと楽しめるんだけどな、ははは」と...