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1210話

「これからはね、僕たち二人だけの時、君が言うことを聞いて、私の言う通りにしたり、あるいは義姉さんが君の成長を認めた時には、ご褒美として私にキスをすることを許してあげるわ。どう思う？」私の妻は少し躊躇した後、鵬鵬の悲しそうな表情を見て心配になり、急いで条件を追加した。

妻は自分の言葉が無意識に鵬鵬の自尊心や面子を傷つけてしまったことに気づいたのだ。この年頃の若者は、そういったことにとても敏感なのだから。

そのため妻は少し考え、心の中で自分と鵬鵬の立場を整理し直してから、慎重に彼に言い聞かせた。

また妻は鵬鵬がこのことでまた内向的になって沈み込まないように、拒絶されたり恥をかかされたりしたと...