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1146話

「ただ、これはどういうことなんだろう?」

今夜は妻が鵬鵬のところに行かなかった。もしかして、遅くまで起きていて、そのまま床で眠り込んでしまったのだろうか。そのせいで鵬鵬の部屋に行けなかったのかも。

しかも今夜は、妻が付き添わなくても鵬鵬が悪夢で叫び出すこともなかった。

頭が疲れすぎて、まあ明日考えようと思った。妻がまだ僕の隣にいるというだけで、急に安心感に包まれた。

翌朝目を覚ますと、妻はいつものように既に朝食の準備を始めていた。

鵬鵬は授業が僕より遅いので、いつも僕より遅く起きる。

身支度を整え、洗面を済ませた僕は、キッチンで妻の手伝いをしながらご飯をよそっていた時、小声で昨夜なぜ鵬鵬の部...