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388話

「それではリー尚書、お忙しいところ失礼いたします」

太った男が頭を下げながらニヤニヤと笑い、心から喜びを隠せない様子で辞去した。

李浩はその太った男を一瞥し、目に嫌悪感を露わにした。

官と商の間には、越えられない溝が存在する。

官の一つの政策で、ある業界の盛衰が左右されることもある。そのため、多くの商人たちは官を恐れながらも崇拝し、政界に足を踏み入れたいと願っている。

彼ら自身はすでに年齢的に絶望的だった。

だからこそ、彼らは自分の子供が政界に入ることを望んでいる。彼らの家族にとって、もはやお金は意味を失っていた。次に追求すべきは権力だった。

金を使って自分の子供を官界に送り込み...