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318話

「ジャックがもう納得したなら、梅龍の目的はすでに達成されていた。

本来なら次の二つの品物は見せるつもりはなかった。香炉と一巻の書画だった。

しかし、先ほどの玉の飾りの一件を経て、皆は次の二つの品がいったいどんな珍宝なのか見てみたくなった。李伯も注意深く手に取って見たが、何も分からなかった。数十年も生きてきて、李家に長年仕えてきた彼にもある程度の目利きの力はある。彼にも分からないとなれば、他の者たちはなおさら見分けがつかないだろう。

梅龍は皆の熱意に負け、また少し自慢したい気持ちもあって、その香炉と書画について皆に紹介し始めた。

香炉を手に取ると、梅龍はテーブルの上で「ドン、ドン、ドン」と叩き始...